スカーレット139話「あかんかった」あらすじ

スカーレット139話は、冬の寒い朝、喜美子が朝食を作っているところから始まります。その日は喜美子の骨髄検査の結果が分かる日でした。喜美子は寝ているタケシを起こさず、独り出かけていきます。

 

結果はやはり不一致でした、検査結果を伝えられた喜美子を心配した大崎先生は部屋から出て待合室を見渡します。喜美子を見つけて声をかけようとしたとたん、喜美子はおもむろに立ち上がり絵付け師時代からやっていた体操を始めました。

 

大崎先生が喜美子に声をかけると、喜美子は明るく返事をしていました。そんな喜美子に大崎先生は白血病の患者さんと家族の会と言うものがあるので、いつでも紹介すると言ってくれました。

 

家に帰った喜美子は工房に居るタケシに適合検査が「あかんかった」と報告します。明るく振る舞う喜美子に、タケシは「検査受けてくれて、ありがとう」とお礼を言うと、喜美子は不意打ち喰らったようで、おもわず泣き出しそうになるのをこらえていました。

 

八郎の検査も不適合で、喜美子のところへ八郎は報告しに来ました。落ち込む八郎に喜美子はこれから後ろ向きなことを言ったらお互い罰金だと言って、お金を入れる瓶を用意していました。

 

照子と信作が喜美子の家に顔を出し、自分たちの家族も適合検査を受けると申し出てくれました。喜美子と八郎が深々と頭を下げてお礼を言うと、照子と信作はそんなことするなと怒っていました。

 

八郎は友達にも病気のことを話します。てっきりマナさんと付き合うことになった報告かと思っていた二人はポケットに入れていたクラッカーを「絶対に治せよ」と泣きながら鳴らします。

 

後日、喜美子のところにダイスケとマナブとマナさんも検査を受けたいと相談にきました。タケシから病名を聞いたマナさんは自分なりに調べ、お医者さんにも相談してきたようです。

 

三人が来たのは三人だけが検査を受ける相談ではなく、病気の事を知り合いに教えてもいいかと言うことを確認するためでもありました。それを聞き、喜美子は泣き出しそうになるのをこらえながらお礼を言います。

 

そして、名前が書かれた冊子をタケシに渡します。それは、検査を申し出てくれた人の名簿でした。たくさんの人の名前を見てタケシは感動します。検査結果は毎日のように喜美子の元に電話で報告されていました。

 

結果が来た名前にチェックを付けていきとうとうすべての人の名前にチェックが付けられ喜美子とタケシは「全滅やな」と力なく笑っていました。しかし、二人はみんなの想いに感謝し、冊子に向って「ありがとうございました!」と頭を下げていました。

 

喜美子が一人家に居るとまた電話が鳴り、喜美子はしんどそうに受話器を取ります。その電話はちや子からでした。大野さんの喫茶店に居るので、気晴らしにお茶をしないかと誘われ、喜美子が心底う嬉しそうに「行きます!」と答えました。スカーレット140話に続きます。