スカーレット146話「みんなの陶芸展」あらすじ

スカーレット146話は、タケシが喜美子と工房に向うところから始まります。タケシは途中で喜美子を追い抜いて足早に工房に入って行きました。

 

工房に入ったタケシは自分が作った器に耳を傾けます。器からは釉薬がひび割れを起こしている音が聞こえてきました。器が生きていると感じ、タケシはその小さな音を聞き漏らさないように耳を傾け続けます。

 

貫入と呼ばれる油薬にひびが入っていくその音は、いつの間にか聞こえなくなっていました。タケシは工房で器に耳を傾け、残念そうに「もう聞こえないのか」とつぶやくと、喜美子は音が聞こえなくてもそれでも生きているとタケシに声をかけます。

 

陶芸教室の準備を終えて喜美子が母屋に戻ると、タケシはご飯に手を付けておらず部屋で横になっていました。喜美子は具合が悪いのかと声をかけると、タケシは慌てて起き上がり元気だと主張します。

 

しかし、ご飯を食べようとしないタケシに喜美子は、タケシが生きて行くことしか自分は考えていないと言い、「生きていくために食べてください」とお願いします。そこで、ようやくタケシはご飯を食べ始めました。

 

喜美子はタケシが食べられるものをと、食べやすいものをタケシに聞きますが、タケシは喜美子の料理を頑張って食べると答え、今日はご飯を食べるのが仕事だと言い喜美子を笑わせていました。

 

ママさん陶芸教室では陽子が他の生徒さんたちと陶芸を楽しんでいました。そこへ信作が後輩を連れて新しい企画のチラシを喜美子に渡しました。それは信楽の陶芸家をはじめとした、一般人も展示ができる展覧会のお知らせでした。喜美子は興味深そうにそのチラシを見ていました。

 

夜、タケシが薬を飲んでいると、喜美子はタケシに作品が出来たら見せに行くことを智也君と約束していたのだから、智也君のお母さんに見せに行ってこいと言います。

 

以前、タケシがその話をした時に、喜美子も一緒に琵琶湖大橋を渡ると言っていたため、タケシは不思議そうに一緒に行かないのか尋ねました。

 

すると、喜美子は「みんなの陶芸展」に参加するため、今年中にもう一度穴窯を焚くため、忙しくなるから行けないと答えました。タケシは「みんなの陶芸展」の方に興味を示します。

 

喜美子の話を聞き、タケシも出品に乗り気になり、喜美子の作品の隣に置かせてもらおうとしていましたが、喜美子は「自分で頭を下げて置かせてもらいなさい」と言って断ります。

 

しかし、年明けの陶芸展であれば、それまでにあと二つは作品が作れるとタケシは考え、すぐに作品作りに取り掛かり始めました。その様子を喜美子は微笑ましそうに眺めます。タケシが一所懸命土を捏ねていました。スカーレット147話へ続きます。

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