スカーレット145話「俺は生きていたい」あらすじ

スカーレット145話は、喜美子がタケシの作った大皿を嬉しそうに眺めているところから始まります。喜美子は「心は今、幸せでいっぱい」と言い、タケシにしかできない作品ができたことを喜びます。

 

タケシは病院で大崎先生にも作品が完成した報告をし、見に来てほしいとお願いしていました。診察室から出ると、待合室には智也君のお母さんが座っていました。タケシが隣に座ると、智也君のお母さんは遺品から出てきたと言って智也君からタケシへの手紙を渡します。

 

タケシが帰宅すると、台所では八郎が卵焼きを作っていました。喜美子は八郎をからかうように笑って見ていると、大崎先生から電話がかかってきました。

 

タケシは大崎先生に食欲はあるけれど、味が分からなくなってきたと話していました。抗がん剤の副作用なのか、タケシは味覚障害の症状が出ているようでした。喜美子は大崎先生にお礼を言い電話を切ります。

 

八郎の作った卵焼きを食べ、タケシはおいしいと答えますが、しばらくしてすぐに味が分からなくなっていることを話し謝ります。八郎がタケシを励ますために、疲れが出て一時的なものだろうから味覚が戻ったらまた作ってやると言うと、タケシはそれが気休めでしかないと自覚していました。

 

「もう味覚は戻らないどうしてもっと早く卵焼きを作ってくれなかったのか」とタケシは八郎を責め始めてしまいました。八郎はタケシの作品を褒めるために、「自分を超えた」と評価しましたが、その褒め言葉ですら「追い越されて悔しくないのか」と八郎に言い自分の部屋に閉じこもってしまいます。

 

しばらくして、喜美子はタケシに薬を持って行きます。タケシは部屋で智也君からの手紙を眺めていました。その手紙は「おれは」の書きだしで文章が終わっていました。

 

智也君は自分に何を言いたかったのだろうかとタケシはつぶやきます。智也君としたいくつかの約束を思い出し、本当は書きたいことがいっぱいあったのだろうと考え、タケシは「俺は生きていたい」と泣きながら自分と智也君の想いを吐きだしました。

 

喜美子はタケシの頭を優しく撫で、黙っていました。夜、喜美子は工房でタケシの器を覗き込みながら考え込んでいました。立ち去ろうとし、器を見直して何かに気づいていました。スカーレット146話へ続きます

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