スカーレット140話「お礼の気持ち」あらすじ

スカーレット140話は、ちや子が陽子と大野さんの喫茶店で話をしているところから始まります。そこへ喜美子が喫茶店に顔を出し、二人は笑顔であいさつします。

 

ちや子はすでにタケシの話を聞いていて、適合検査もしていました。それを聞いた喜美子は深々と頭を下げてお礼を言います。ちや子は結果が出たらすぐに連絡をすると言ってくれました。

 

タケシの厳しい状況に同情するちや子に、喜美子は色々な人が力を貸してくれていて、タケシの友達はまだあきらめずにたくさんの人に声をかけてくれていることを話し、その人達にどうお礼をしたらいいか悩んでいることを打ち明けました。

 

ちや子も選挙てたくさんの人の力を借りて、どうお礼をしようか考えた時期があったことを話しました。結局自分にできることは、自分ができることをすることだと喜美子に教えます。それは陶芸家である喜美子も同じで、喜美子は作品にその思いを込めればいいとアドバイスしました。

 

喜美子は自宅に帰ると工房で作業を始めます。今まで作った作品のほとんどをドナー探しの資金作りに売り払ってしまいました。喜美子は作った絵付け小皿にお礼の手紙を添えて適合検査を受けてくれた人に送ることに決めていました。

 

そして、喜美子は患者の会に入ることに決め、タケシの入院中同室だった安田智也君のお母さんにも声をかけました。患者の会の代表は日高れい子という人で、初対面の喜美子にハグし明るい調子で喜美子たちと話を始めます。

 

患者の会では情報交換と励まし合いを軸に患者さんと家族を支えていくことだと話しました。喜美子がドナーがなかなか見つからない話をすると、れい子は自分の娘も見つからなかったと話してくれました。

 

「元気を出して」と言うれい子に、安田さんは耐えきれず、智也君にはもう明るい未来が見えておらず、自分は元気など出せるわけがないと言い捨てて立ち去ってしまいました。

 

しばらくして、喜美子は安田さんが廊下の椅子で項垂れるように座っているのを見つけ、隣に座ります。喜美子は自分が無神経だったと謝り、れい子の娘さんは既に亡くなっていて、れい子は娘さんが亡くなった後に患者の会を立ち上げたことを安田さんに教えました。

 

一年前は智也君もまだ元気だったとポツリポツリと安田さんは話しだしました。やりたがっていたアルバイトもやらせてあげればよかったと、深く後悔している話をしていると、喜美子は突然「何色が好きですか?」と尋ねます。

 

安田さんが白だと答えると、さらに、「白地に何の模様がいいですか?」と重ねて質問しました。何の質問か分からないでいる安田さんは少し笑いながら「何かの占いですか?」と聞き返し、喜美子が微笑みながら黙っていると、「明るい花が咲いているのがええかな」と答えてくれました。

 

喜美子は家に帰ると、庭のチューリップをデッサンし始めました。バイト先でしんどそうにしているタケシは、お店の主人にもう帰って良いと言われてしまいました。

 

体調が悪そうな様子を気遣ったのか、来週から二日か三日にバイトを減らして、時間も短くしようと提案されてしまいました。タケシは申し訳なさそうに謝り、言われた通り帰り支度をします。

 

帰る支度を終えて店先に出てきたタケシはマナさんが来ていることに気付きました。タケシは「会いたい」と言って会いに来たマナさんに約束はしていないと言ってやんわり断ります。

 

マナさんが「嫌いですか」と尋ねると、タケシは「まぁそういうことや」とあっさり肯定してしまいました。タケシはマナさんの誘いを断り、入院している智也君のところへお見舞いに行っていました。同じ病気で戦っている智也君といる方が、タケシにとっては気が楽だったのかもしれません。

 

喜美子の家ではタケシの帰りを待っているのか、デッサンを終えた喜美子が庭を眺めていました。スカーレット141話につづく。

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